京都・保津川下り 営業再開に向け安全祈願「事故をしっかり受け止めて変わらなければ」
船頭2人が亡くなる転覆事故が起きた京都の保津川下りで、営業再開に向けた安全祈願が執り行われました。
9日、京都府亀岡市の保津川遊船企業組合の事務所では、地元の亀岡市長や船頭ら約130人が出席し、運航再開に向けて安全を祈願する式典を執り行いました。
今年3月、29人が乗った川下りの船が転覆し、船頭2人が亡くなりました。組合は再発防止策を公表し、安全に運航できるめどが立ったとしています。
保津川遊船企業組合・豊田知八代表理事「(私たち自身が)この事故をしっかり受け止めて、変わらなければならない。1回1回の運航に信用を取り戻していく安全運航を進めていかなければならない」
事故のあと、運航を見合わせていた保津川下りは、早ければ今月12日に再開される予定です。