柿沢未途議員の議員会館事務所に強制捜査 公選法違反の疑いで東京地検特捜部
東京都の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部が、14日、自民党の柿沢未途衆議院議員の議員会館の事務所に、強制捜査に入りました。
関係者によりますと、公職選挙法違反の疑いで特捜部が家宅捜索に入ったのは、自民党の柿沢未途議員の議員会館事務所です。
特捜部は、今年4月の江東区長選挙をめぐり、柿沢議員が、支援していた木村弥生前区長側に対し、投票を呼びかける有料広告を動画投稿サイトに出すことを提案したほか、区長選前に、一部の地元区議に現金を配布していた疑いなどがあるとして、捜査を進めています。
特捜部は先月、柿沢議員の地元事務所などにも家宅捜索に入っていて、今後、柿沢議員本人から任意で事情聴取するなどして、実態解明を進めるものとみられます。