横浜刑務所でクラスター 35人の感染判明
神奈川県の横浜刑務所で、新型コロナウイルスのクラスターが発生し、これまでに職員と収容者、計35人の感染が判明しました。このうち27人は、同じ工場で刑務作業を行っていたということです。
法務省によりますと、横浜市にある横浜刑務所で、これまでに職員7人と収容者28人の計35人の感染が確認されたということです。
先週8日に収容者3人の新型コロナウイルス感染が確認されたことから、同じ工場で刑務作業を行っていた収容者、約60人のPCR検査を行った結果、22人の感染が判明したということです。重症者はおらず、外部の医療機関に搬送された収容者はいないということです。
法務省は12日以降、横浜刑務所の収容者、約890人全員の抗原検査を実施するなどして、感染拡大防止に全力で取り組むとしています。