「藤田大介アナの日テレ鉄道ＮＥＷＳ」は日本テレビで１番の鉄道好きアナウンサー藤田大介アナが鉄道に関するニュースや話題をマニアックな目線でお届けするオリジナル企画です。今回はコロナ終息を祈願した“お正月号”を運転した湘南モノレール。あなたも乗車した気分で前面展望もお楽しみください！

軽やかな加速から、フワリと空中を飛んでいるかのように走り…急な勾配やカーブも多いため「ジェットコースター」のようだといわれる湘南モノレール。高い位置から湘南の海まで見通せる車窓も魅力です。神奈川県の大船（おおふな）から湘南江の島（しょうなんえのしま）までの６．６キロを結んでいます。

湘南モノレール「～コロナ終息祈願～　令和三年迎春お正月記念号」を運転！新型コロナウイルスの影響を受け、例年、江島神社への参拝客らで賑わっていた元旦にかけての終夜運転が中止になった湘南モノレール。しかし利用者には少しでも明るい季節感を届けたいと特別なヘッドマークをつけたモノレールが今年も運行されました。

ヘッドマークには、沿線の観光スポットである「大船観音」などと共に今年の干支である丑（牛）がコミカルな表情と動きで描かれています。自らも鉄道ファンだという女性社員が発案し「あえて明るく笑って吹き飛ばす」願いを込めたイラストにしたといいます。また同じデザインが期間限定で、駅の記念スタンプにもなりました。

さらに、大船駅と湘南江の島駅では、それぞれ５００枚限定で記念入場券を販売。これは全国の鉄道でも非常に珍しい、ほぼ真四角の切符、Ｃ型硬券です。

こちらにもコロナ終息の願いを込めて「ギュ～ギュ～は避けてコロナ対策！」という干支にかけたメッセージがかかれています。湘南モノレールによりますと「自粛期間が長い中、少しでも季節を感じてもらい、湘南モノレールは面白いな！と利用者の元気の足しになればうれしい」と話しています。

それでは、前面展望！あなたも乗車した気分で、片瀬山（かたせやま）－目白山下（めじろやました）間の運転室からの景色をお楽しみください。