２１日は、広い範囲で晴れるでしょう。朝は底冷えのする寒さでも、日中は春の暖かさとなりそうです。

【北陸では一番の冷え込み】
日本付近は高気圧に覆われています。２０日夜から晴れている西日本から東北南部にかけては、地面の熱が空に逃げ、厳しい冷え込みとなりました。特に、雪が残っている北陸では、この冬一番の冷え込みとなっています。

新潟の気温は－５．０℃、富山では－４．６℃まで下がりました。東京都心も－０．３℃まで下がり、８日ぶりの冬日となりました。（最低気温は６時半まで）

【各地で青空　気温も上昇】
２１日の日中は、西日本から関東、東北南部にかけて、広い範囲で青空が広がる見込みです。風も比較的穏やかでしょう。北海道日本海側の雪も昼頃までに止んで、札幌も夕方には晴れてくる見込みです。日の出とともに、各地で気温が上がりはじめ、２０日より高くなる見込みです。ほぼ、全国的にこの時期本来の気温を上回るでしょう。

各地の予想最高気温は次の通りです。
札幌　　４℃（３月中旬）
仙台　　８℃（３月上旬）
新潟　　６℃（２月中旬）
東京　１２℃（３月上旬）
大阪　１２℃（３月上旬）
広島　１２℃（３月上旬）
福岡　１７℃（４月上旬）

東京は５日ぶりに１０℃を上回りそうです。福岡では４月上旬並みのポカポカ陽気となるでしょう。

【九州の一部で夜は雨に】
なお、西日本では２１日午後から次第に雲が増えて、九州北部の天気は下り坂に向かいます。九州の一部では夜になって雨の降り出すところがあるでしょう。

【２２日以降は雨の地域が拡大】
２２日は、前線が停滞するため、西日本から東海では雨が降り出すでしょう。北陸や東北北部でも冷たい雨や雪になりそうです。

【２３日（土）・２４日（日）も広範囲で雨】
２３日は西日本から関東、東北南部にかけて、くもりや雨となるでしょう。２４日は、九州、四国、本州各地で、本降りの雨が予想されます。低気圧が発達すると、太平洋沿岸を中心に風が強まるでしょう。また、内陸や山では雪の降るところもありそうです。