いわゆる“統一教会”に対する3回目の質問権の行使に向け18日午前、文化庁の宗教法人審議会が開かれました。

永岡文科相「より詳細な報告を求めるための諮問を行いたい」

世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”をめぐる問題で、文化庁は18日、宗教法人審議会を開き、教団に対して報告を求める質問案を諮問しました。

内容が了承されたため、18日にも3回目となる質問権が行使されます。

これまで、質問権を行使した調査では、1回目に教団の組織運営や財産・収支について、2回目に教団が2009年に出した「コンプライアンス宣言」の順守状況や関連する裁判の記録などについて、それぞれ報告を求めていました。

解散命令請求の可否の判断について永岡文科大臣は必要な情報が集まれば速やかに請求したい考えです。