6日午後、いわゆる“統一教会”から2度目の質問権行使に対する回答文書が段ボール12箱で文化庁に届きました。

世界平和統一家庭連合、いわゆる“統一教会”に対し、文化庁は去年12月、2度目の質問権行使をして、教団が2009年に出した「コンプライアンス宣言」の順守状況や関連する裁判の記録などについて報告を求めていました。

文化庁によりますと、“統一教会”からの回答文書は回答期限の6日午後3時15分頃、小型の段ボール12箱で届いたということです。今後、分析を行い必要に応じて追加の質問や3回目の質問権行使についても検討するとしています。

一方、解散命令請求の可否の判断について、永岡文科大臣は必要な情報が集まれば速やかに請求したい考えで、6日、改めて「いたずらに引き延ばすつもりはない」と述べました。