「日本ケイカル」工場から濃硫酸が漏えい 最大で約1900リットル流出か
静岡県浜松市の水路におよそ1900リットルの硫酸が流れ出たとみられています。
静岡・浜松市で保温材などを製造する「日本ケイカル」の工場で、15日夜から16日朝にかけて、濃硫酸が付近の水路や土壌に漏えいしました。
浜松市によりますと、最大で約1900リットルが流出したと通報があったということです。
この漏えいで一時、周辺の水路の水が200メートルにわたって強酸性を示していましたが、その後、流出した濃硫酸の回収作業や土壌の中和作業が行われ、ほぼ影響がない状態まで戻っているということです。
現在も水路に土のうを置くなど対策が行われていて、日本ケイカルと浜松市は周辺の住民に水路に近づかないように注意を呼びかけています。