今年6月の「景気動向指数」3か月ぶり上昇 過去最大の上昇幅
景気の現状を表す今年6月の「景気動向指数」が3か月ぶりに上昇しました。過去最大の上昇幅です。
内閣府が5日に発表した6月の景気動向指数で、景気の現状を表す「一致指数」は前の月と比べて4.1ポイント上昇し、99.0となりました。3か月ぶりの上昇です。上昇幅は、比較可能な1985年以来、過去最大だということです。
新型コロナの感染拡大による中国のロックダウンが解除されたことで、自動車や電子機器などの生産や出荷が伸びたことが主な要因です。
景気の基調判断については、5か月連続で「改善を示している」と据え置かれました。