【台風6号】九州の南を北上…空の便や新幹線への影響続く
九州の南の海上をゆっくりと北上している台風6号で、交通機関にも影響が出ています。
全日空は8日、鹿児島や宮崎を発着する38便が欠航しましたが、9日も宮崎、長崎県の福江空港、対馬空港、鹿児島、大分を発着する全ての便と山口宇部、長崎、佐賀を発着する一部の便の合わせて96便が欠航し、およそ1万500人に影響が出る見通しです。
また、日本航空は8日、132便が欠航しましたが、9日は福岡や熊本、鹿児島など九州地方を発着する便を中心に合わせて246便が欠航する予定で、およそ2万4390人に影響が出る見込みです。
一方、九州新幹線は9日、熊本~鹿児島中央駅間で始発から運転を見合わせます。
山陽新幹線は9日の午後9時台に新大阪を出発する「のぞみ197号」と「のぞみ59号」が、広島~博多間で運転を取りやめます。また、広島を午後10時42分に出発する「こだま787号」は、広島~新山口間で運転を取りやめ「計画運休」するとしています。
東海道新幹線も、山陽新幹線に直通する列車の行き先に変更の可能性があるとしています。