国内初のワクチン 厚労省部会が承認を了承
国内初の新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省の部会は12日、承認して差し支えないと判断しました。事実上の承認です。正式承認を経て、17日に医療従事者への接種が始まる見通しです。
12日午後6時から開かれた厚労省の部会は、アメリカ製薬大手のファイザーの新型コロナウイルスのワクチンについて、有効性、安全性を調べた結果、製造販売を承認して差し支えないと判断しました。これをうけて、14日に厚生労働大臣が正式に承認する見込みです。
ファイザーのワクチンは、「発症」を防ぐ効果があるという治験の結果が提出されていました。
日本政府は、ファイザーと、年内におよそ7200万人分の供給を受けることで契約を結び、12日午前、第一便が日本に到着しています。