×

“ワクチン37万回分”が到着 正式承認へ

2021年2月12日 14:23
“ワクチン37万回分”が到着 正式承認へ

日本国内初となる新型コロナウイルスのワクチンが、12日午前、成田空港に到着しました。

12日午前、ファイザーのワクチンの第1便が、ベルギーから成田空港に到着しました。

関係省によりますと、今回は、およそ37万回分が到着したとみられていて、さらに今月下旬から4月にかけて、複数回、輸入される予定です。

今回の37万回分について、17日から、国立病院機構などの医療従事者およそ1万5000人に「先行接種」されますが、その後、残るワクチンは、来月中旬以降に始まる予定だった、その他の医療従事者にも接種していくということです。

一方、ワクチンの承認を審議する厚生労働省の部会は、12日午後6時から行われます。

ファイザーは、治験で、新型コロナウイルス感染症を発症する割合を、95%下げる有効性が確認されたとしています。

田村厚生労働大臣は、12日朝、「承認して差し支えないと判断されれば承認の手続きに入りたい」と述べました。14日に大臣が正式承認する見込みです。