免許試験で出題ミス 合格の64人不合格に
警視庁は、普通自動車免許などの学科試験で、出題ミスがあり、本来、合格となるはずの64人が不合格になっていたと発表しました。
警視庁は、去年12月から今月12日までに行われた普通自動車の第一種免許と二輪免許の学科試験で不適切な設問があり、誤った回答をした64人が不合格になっていたと発表しました。
出題ミスがあったのは、道路交通法に関する設問で去年12月に施行された改正道路交通法では、車輪止め装置に関する規定が削除されていましたが、改正前の規定のまま出題されていました。不合格となった64人は合格になりますが、うち43人は再受験などで、すでに免許を取得しているため受験料を返金します。
警視庁は「今後二度と発生しないよう問題の作成に努めて参ります」とコメントしています。