改正案 GPS悪用もストーカー規制対象に
GPS機器を使って無断で相手の位置情報を取得する行為などを、新たに規制の対象とする、ストーカー規制法の改正案が26日、閣議決定されました。
GPS機器を使って相手の位置情報を無断で取得する行為をめぐっては、去年、最高裁が現行のストーカー規制法の処罰対象には該当しないとの判断を示し、警察庁が法改正に向けて検討を進めてきました。
26日、閣議決定されたストーカー規制法改正案では、無断で相手の持ち物や車などにGPS機器を取り付ける行為や、無断で位置情報を取得する行為を規制の対象として定めています。居場所のわかるスマホのアプリを悪用して、位置情報を取得する行為も規制対象としています。
政府はストーカー規制法改正案の、今国会での成立を目指しています。