ボウガン所持を許可制へ 改正案が閣議決定
殺傷事件で使用されるなど規制が検討されてきたボウガンについて、所持を許可制とするための銃刀法改正案が24日、閣議決定されました。
ボウガンをめぐっては、去年、兵庫県宝塚市で4人が撃たれ死傷するなど、犯罪で使用されるケースが相次ぎ、法律での規制が検討されてきました。
24日、閣議決定された銃刀法改正案では、ボウガンの所持を許可制とし、所持を認める用途についてもスポーツとしての射撃や動物への麻酔などに限定しています。無許可で所持した場合には3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑が定められていて、現在、ボウガンを持っている人については、許可の申請や廃棄するための半年の移行期間が設けられています。
銃刀法改正案は今国会で成立すれば、早ければ来年度中にも施行される見通しです。