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副反応の疑い3例 安全性に重大な懸念なし

2021年2月26日 22:54
副反応の疑い3例 安全性に重大な懸念なし

新型コロナウイルスのワクチンの「副反応の疑い」として報告された3例について、厚生労働省の部会が検討し、ワクチンの安全性に重大な懸念はないとして、接種の継続を了承しました。

26日、厚労省のワクチンに関する部会に、副反応の疑い3例の詳細が報告されました。1人目は皮膚と口腔内のアレルギー反応、2人目は47歳女性で冷感と悪寒戦慄の症状、3人目は40歳女性で手足があがらない脱力と発熱でした。いずれも回復しているということです。部会は、ワクチンの安全性に重大な懸念はないとして、接種の継続を了承しました。

医療従事者への約4万人の先行接種のうち、25日夕方までに2万1896人が1回目の接種を終えました。

一方、厚労省の研究班は、先行接種の2万人を対象とした接種後の健康状況調査を開始しました。「副反応の疑い」として報告されないような、接種部位の腫れや発熱などについても集計し、近く、公表する予定です。

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