4月に向け 高齢者ワクチン接種各地で訓練
4月に始まる高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種を前に、各地で訓練が行われました。
千葉県富里市の公民館では、ワクチンの集団接種訓練が行われ、市内に住む高齢者50人が参加しました。市は、4月末以降、高齢者およそ1万5000人の接種を予定していて、27日の訓練では、車いすで来た場合や接種後にアレルギー反応が出た場合など、想定ごとに動きを確認しました。
訓練の参加者「緊張してここに来たんですけども、割とスムーズに受けられたかなっていうふうに感じてます」「1日も早く(ワクチンを)打って安心したいっていう感じです」
一方、さいたま市の集団接種訓練には4つの医師会や市職員のほか、会場となった高等看護学院の職員や学生らあわせて160人が参加しました。
市は、1つのブースで1時間に14人の接種を目指していて、訓練での所要時間をもとに課題を洗い出すことにしています。