横浜市 集団・個別接種は見合わせ
神奈川県横浜市は1日、来月のワクチンの供給量がごくわずかとなる見通しのため、集団接種と個別接種の実施を見合わせ、高齢者施設などの接種から行う方針を発表しました。
横浜市によりますと来月19日の週までに神奈川県全体ではおよそ4万3000回分のワクチンが供給される見通しですが、人口に応じた配分では横浜市には1万8000回分に満たない供給となります。
これは市内の65歳以上の高齢者およそ93万人の1パーセントにも満たない人数しか接種を受けられない計算です。
このため、未確定となっている来月26日以降のワクチン供給量が判明するまで、集団接種と個人接種の実施を見合わせると発表しました。
今月下旬から発送する個別通知は当面の間、送付を見合わせ、来月19日の週までに市に供給されたワクチンは、全て高齢者施設などでのワクチン接種にあてるということです。