“アナフィラキシー”新たに12人報告
新型コロナウイルスのワクチンを接種した人で、新たに女性11人、男性1人のあわせて12人がアナフィラキシーを起こした事例として厚生労働省に報告されました。
厚労省によりますと、アナフィラキシーを起こしたとして11日に報告されたのは、20代から50代の女性11人と30代の男性1人のあわせて12人です。
12人は、接種後およそ5分から40分の時点で、じんましん、のどの違和感、吐き気などの症状がみられましたが、改善したということです。
また、このうち7人は医薬品や食物によるアレルギーの既往歴があるということです。
厚労省の専門家部会の森尾友宏会長は、「12日の審議会では、アナフィラキシーの評価方法や、対応方法も含めて、しっかりと議論していきたい」などとコメントしています。
12日までに1回目と2回目の接種あわせて、のべ18万1184人が接種を受けていて、アナフィラキシーの報告はこれで37例となります。