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ワクチン 報告7例アナフィラキシーと判断

2021年3月12日 15:00
ワクチン 報告7例アナフィラキシーと判断

現在、厚生労働省の専門家部会が行われていますが、この中で、新型コロナウイルスのワクチンを接種した後に、アナフィラキシーを起こしたとして報告された17の事例のうち、7例についてアナフィラキシーと判断しました。

厚労省の専門家部会が、アナフィラキシーとして今月9日までに報告された17例を検討した結果、アナフィラキシーと判断したのは7例でした。このうち、症状のレベルが高いとされたのは2例で、中位に分類されたのは4例でした。

また、ワクチン接種の3日後に、くも膜下出血で死亡した61歳の女性については、現段階では、情報が不足しているとしてワクチンとの因果関係は評価できないとしました。

海外に比べてアナフィラキシーの報告頻度が高い点については、「日本では疑い例も含め、幅広く報告されている」ことや「アメリカでも当初多く報告され、その後、精査され数が減った」ことなどを留意すべきとの意見が相次ぎました。