聖火リレー 「密」避けるための対応策
来週25日にスタートする東京オリンピックの聖火リレーについて組織委員会は、観客の「密」を避けるための対応策を明らかにしました。
121日間をかけ全国をまわる聖火リレーについて、組織委員会は観客の密集を避けるため注意喚起を行う際の判断基準を設けました。
1つ目は「多くの観客が肩が触れあう程度に密接している」2つ目が「観客が十分な間隔を空けずに複数列に重なり合っている」場合としています。
「密」が発生した場合、まずは広報車や地元の自治体などが注意をしますが、解消されない場合、最終的にはその区間のリレーを飛ばす判断を検討するということです。
また、聖火リレーではおよそ300人の運営スタッフが全国をまわりますが、組織委員会が独自に開発したアプリを使って体調管理につとめ、東京から現地に行くスタッフはスクリーニング検査で陰性を確認した上で派遣するとしています。
武藤事務総長は「安心安全にリレーを行うことが大会のムーブメントをつくることになる」と話しています。