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成田空港の歴史“占拠事件”の旧管制塔解体

2021年3月17日 19:04
成田空港の歴史“占拠事件”の旧管制塔解体

17日、千葉県の成田空港では、建物の一部とみられる部品をクレーンでつり下ろす作業が行われていました。実はこの建物、航空機の発着を管理していた「旧管制塔」。17日から解体作業が始まったのです。

「旧管制塔」といえば、1978年、成田空港が開港する直前に、空港建設の反対派に占拠されるなど闘争の舞台にもなり、開港が2か月近く遅れる事態となりました。

開港以降は、2005年まで管制塔として機能し、その後、航空機の誘導業務などを行ってきましたが、建物の老朽化により去年9月にその役目を終えていました。

40年以上にわたり、空港を見守り続けた「旧管制塔」。タワーの解体工事は8月に完了する予定だということです。

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