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2021年4月1日 20:51

ゲーム依存の相談“増加”親からは心配の声

ゲーム依存の相談“増加”親からは心配の声
(c)NNN

巣ごもり需要で、ゲーム機やゲームソフトの売り上げが増えていて、子どものゲーム時間が増えたという声があります。大阪府立大学の調査では、およそ5割の児童相談所で、ゲーム依存についての相談が増えたとの回答があったということです。

街の人たちに家でゲームをするか聞いてみると…。

「スイッチとかPS4で銃のゲームとかやってます」「フォートナイトとか、あつ森」「ポケモンソードとか電車でGO!!とか最近出たものをやってます」

中には、最近ゲームソフトを買ったという人も。ゲームメディアの情報誌によりますと、ゲーム機とゲームソフトを合わせた去年の売り上げは、前の年に比べて1割以上増加。コロナ禍による巣ごもり需要を受けたことが大きな要因で、売り上げが前年より増加するのは3年ぶりだといいます。

その一方で、子どもを持つ親からは心配する声も。

親「友達と外で遊べないので、家の中でゲームすることが多くなった」「家の中が中心で、どうしてもゲームをしたり。もうちょっと外で元気に遊んでほしいなと」「(Q 視力については)すごく下がっちゃって、ゲームやりすぎて。ゲームばっかりはまずいなとなって、そこから変えるようにしましたね」

「ゲームをやりすぎてしまう」という声が聞かれました。こうした子どもたちの「ゲーム依存」に関してはこんな研究結果も。

大阪府立大学・山野則子教授「ゲーム依存って問題に焦点化したら、コロナ前と比べて、50%近く相談が増えたということが明らかですね。多いと思います」

山野教授らが、全国の134か所の児童相談所に、コロナ後の生活の変化などについて調査したところ、およそ5割の児童相談所がコロナ禍以降、「ゲーム依存」についての相談が増えたと回答したといいます。

山野則子教授「コロナの中で学校は休校になり、人とはふれあえない。ストレスフルな環境に子どもたちが置かれていた。そこで行動できずゲームの方向に向かったと思われる」

「ゲーム依存」の影響は都内の眼科にも。

CS眼科クリニック・宇井牧子院長「目が悪くなってしまったとか。目が内側に寄ってしまって、ものがダブって見えてしまうというお子さんが増えました」

ゲーム画面を長時間近い距離で見続けることが原因ではないかということで、去年からこうした目の不調を訴える相談が増えているといいます。

宇井牧子院長「近くのものを見過ぎない、窓の外のような遠くのものを適宜見ていただく」

また、ゲームで遊ぶ時間を制限することが大事だといいます。

「勉強に集中させるために」と問い合わせが増えているグッズ「Kitchen Safe タイムロッキングコンテナ」も。使い方は簡単。使用を我慢したいものをケースにいれて蓋をしめ、時間をセットするだけ。すると蓋がロック。中身が取り出せないようになります。

設定した時間がたてばロックが解除される仕組みとなっていて、2014年の販売開始以降、年々売り上げは伸びているということです。