調布道路陥没 住民一時立ち退きに反対声明
東京・調布市の道路が陥没などした問題で、NEXCO東日本が地盤補修のため、住民に一時的に立ち退きを求めていることに対し、住民側が3日、反対する声明を出しました。
外環被害住民連絡会・調布、菊地春代共同代表「地盤を補修するから住民は立ち退けなどという、事業者の勝手な論理は許されません」
外環被害住民連絡会・調布、滝上広水共同代表「非常に乱暴な話ですよね。非常に憤りを覚えます」
この問題は去年10月、調布市で地下のトンネル工事が原因で真上の住宅街の道路が陥没し、地中3か所で空洞も見つかったものです。
NEXCO東日本は、2日と3日に行った説明会で緩んだ地盤の補修のため、地上を更地にする必要があり、一時的に立ち退きを求めるとしています。
新築の家に今週引っ越してきた人もいて、住民側は、不安や怒りを隠せず、立ち退きや工事再開には反対し、地盤補修などについてさらなる説明を求めていくということです。