克行被告“現金配布先”リスト「頭の体操」
元法務大臣の河井克行被告の裁判で、検察側が現金の配布先を示していると主張する名前と数字が書かれたリストについて、克行被告は「頭の体操」と説明しました。
河井克行被告は、議員会館の克行被告のパソコンから押収された地元議員などの名前と「20」「30」などの数字が書かれているリストについて聞かれると、「党勢拡大活動、地盤培養行為などの趣旨で、地方議員の皆さんなどどういう方にいかほど差し上げようか頭の整理をしたもの」と説明。実際に渡した金額と数字が違うなど、あくまで「頭の体操」だと主張しました。
また、リストの保存先のフォルダーが「案里参議院議員選挙’19」であることについては、「政治的なファイルについては直近の選挙の名前のフォルダーにいつも集約して保存するというのが私の習慣ですから特段の意味は無い」と述べました。