新型コロナウイルスの変異株が流行する中、萩生田文科相は、警戒を強めるものの、地域一斉の休校をする考えはないことを明らかにしました。

萩生田文科相「やっぱり子供たちに二次的に与える影響等も考えていかなきゃならないんで、できる限り学校はしっかり授業を続けていくということを前提にしたいと思います」

萩生田文科相は「子どもの罹患（りかん）率が低いとされていた従来の株に比べると、変異株は一層の警戒が必要」と述べました。

一方で、地域一斉の休校については、「学びの保障や子どもの心身への影響などを考慮し、真に必要な場合に限定して慎重に判断すべき」と述べ、これまで通り、学校ごとの状況に応じて対応していく考えを示しました。