【天気】春の嵐に警戒 台風2号の進路注意
【全国きょう16日(金)の天気】
移動性の高気圧は日本の東へ抜け、全国的に天気は下り坂に向かっています。東日本や西日本は午前中から雲の多い天気となり、所々で雨が降りました。また午前中は晴れていた北日本でも午後は雲が広がってきています。
最高気温は、南風の吹きおりた日本海側や北日本で15日より大幅に高く、季節外れの陽気の所もありました。一方、関東から九州にかけては、ほぼ平年並みか、平年より低い所が多くなりました。
<きょう16日(金)の最高気温 ※午後3時まで>
()内は前日差と季節感
札幌 14.1℃(+3 4月下旬)
青森 19.0℃(+5 5月下旬)
仙台 16.1℃(+1 平年並み)
新潟 22.0℃(+10 5月下旬)
東京都心 19.1℃(+3 平年並み)
名古屋 16.9℃(-1 4月上旬)
大阪 20.1℃(+1 平年並み)
広島 20.8℃(+3 平年並み)
高知 22.5℃(+4 平年並み)
福岡 19.4℃(-2 平年並み)
【関東きょう16日(金)の天気】
関東には南の海上から湿った空気が流れ込んできています。この影響で、雲の多いやや不安定な天気となっており、日中は南部を中心に、所々でにわか雨がありました。東京都心や横浜でも、日中に時折、弱い雨を観測しています。
最高気温は、湿った空気の影響で、雲が多くても15日よりは高く、ほぼ平年並みとなりました。
<きょう16日(金)の最高気温 ※午後3時まで>
()内は前日差と季節感
東京都心 19.1℃(+3 平年並み)
横浜 20.0℃(+4 平年並み)
千葉 19.2℃(+3 平年並み)
熊谷 19.8℃(+3 平年並み)
前橋 16.1℃(-1 4月上旬)
宇都宮 17.2℃(+1 平年並み)
水戸 18.8℃(+5 平年並み)
【全国あす17日(土)の天気】
ポイント:春の嵐に警戒 太平洋側中心に雨や風が強まる
低気圧が日本海と太平洋側にそれぞれ発生し、ともに発達しながら、北東方向に進むでしょう。太平洋側を進む低気圧の周辺には南から非常に湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達し、激しい雨(非常に激しい雨)が降るおそれがあります。風も強まるため、傘が役に立たないような横殴りの雨という所もあるでしょう。
東海地方を中心に大雨となるため、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
<あす17日(土)の予想最低気温>
()内は前日差と季節感
札幌 8℃(+4 5月中旬)
青森 8℃(+6 5月上旬)
仙台 11℃(+6 5月中旬)
新潟 12℃(+4 5月中旬)
東京都心 13℃(+5 5月上旬)
名古屋 13℃(+1 5月上旬)
大阪 15℃(+2 5月中旬)
広島 13℃(+5 5月上旬)
高知 13℃(+2 4月下旬)
福岡 15℃(+2 5月上旬)
<あす17日(土)の予想最高気温>
()内は前日差と季節感
札幌 12℃(-2 平年並み)
青森 14℃(-5 平年並み)
仙台 15℃(-1 平年並み)
新潟 18℃(-4 4月下旬)
東京都心 19℃(±0 平年並み)
名古屋 16℃(-1 3月下旬)
大阪 17℃(-3 4月上旬)
広島 18℃(-3 4月上旬)
高知 19℃(-3 4月上旬)
福岡 23℃(+4 5月上旬)
【関東あす17日(土)の天気】
ポイント:次第に雨と風が強まる 夜遅くにピークへ
関東も低気圧や前線の影響で、雨の降りやすい一日となるでしょう。特に夜は雨脚が強まり、沿岸部では強い南風を伴いそうです。場所によっては横殴りの雨となる所もありそうで、注意が必要です。
<あす17日(土)の予想最低気温>
()内は前日差と季節感
東京都心 13℃(+5 5月上旬)
横浜 13℃(+3 4月下旬)
千葉 14℃(+5 5月上旬)
熊谷 11℃(+4 4月下旬)
前橋 11℃(+4 5月上旬)
宇都宮 11℃(+4 5月上旬)
水戸 11℃(+6 5月上旬)
<あす17日(土)の予想最高気温>
()内は前日差と季節感
東京都心 19℃(±0 平年並み)
横浜 19℃(-1 平年並み)
千葉 19℃(±0 平年並み)
熊谷 16℃(-4 4月上旬)
前橋 15℃(-1 3月下旬)
宇都宮 15℃(-2 3月下旬)
水戸 18℃(-1 平年並み)
【全国あさって18日(日)の天気】
ポイント:北日本は大荒れのおそれ 東日本や西日本は春雷と黄砂に注意
低気圧は北日本の周辺で一段と発達するため、東北や北海道ではさらに風が強まり、大荒れとなるおそれがあります。
一方、東日本や西日本は天気が回復する見込みですが、上空には寒気に加えて、黄砂も飛来する予想です。このため、晴れても空がぼんやりとかすむような所も多くなり、また晴れていても急に雷雲が発生する可能性もあるため、天気の急変に注意が必要です。
■台風2号情報
台風2号はフィリピンの東海上(カロリン諸島)で強い台風に発達しています。今後はさらに発達しながら北西方向へ進み、あす17日(土)にもフィリピンの東海上で非常に強い勢力となる見込みです。
また5日後の21日(水)午後3時の予想でも、まだフィリピンの東海上をゆっくりと北上している予想で、その後の進路はまだかなり不確実な状況ですが、来週の週末頃、小笠原諸島などに影響する可能性もあり、今後の進路にご注意ください。