東京都“緊急事態宣言”要請の方針固める
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、東京都は政府に対して、緊急事態宣言の発出を要請する方針を固めました。22日か23日に要請し、休業要請についても提案する考えです。
東京都には現在、「まん延防止等重点措置」が適用されていますが、新型コロナの感染者の増加傾向に歯止めがかからず、増加ペースも上がっています。
また、ゴールデンウイークを控え、関西で流行する感染力が強い変異株も急増していることから、感染再拡大を抑えるためには、より強い措置で人流を抑制する必要があると判断しました。
東京都は、22日に専門家の意見を聞いた上で、早ければ22日か23日に、政府に対して休業要請も出せる緊急事態宣言の発出を要請する方針を固めました。
都は、飲食店への営業時間の短縮を継続するとともに、重点措置よりも強い対策として、カラオケ店や風俗店などの遊興施設への休業要請も検討していて、政府に提案する方向で調整しています。