“やまゆり園でパラ採火式”相模原市長謝罪
2016年に19人が殺害された神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で東京パラリンピックの採火式を行うことについて市長は20日、遺族らに事前の相談なく公表に至ってしまったとして謝罪しました。
相模原市長「大変なご心労ご迷惑をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます」
相模原市は先月、共生社会を目指す理念に沿うとして、2016年に19人が殺害された障害者施設「津久井やまゆり園」で、パラリンピックの採火式を開催すると発表していました。
これに対し、被害者家族らは先週、採火式の中止を求める要請書を市に提出していました。相模原市の本村市長は20日、「ご遺族の方々などに事前の説明がないまま公表に至ってしまった」として謝罪しました。
遺族らに手紙を送り意見を聞くほか、採火実施場所の変更も含めて検討するということです。