事件資料“漏えい”横浜税関職員を懲戒処分
事件の資料などを知人女性に送って漏えいさせたとして、横浜税関は23日、事件の調査に携わる40代の男性職員を懲戒処分としました。
横浜税関によりますと、停職1か月の懲戒処分を受けた横浜税関調査部の40代職員は、去年5月から8月までの間に、知人女性に事件に関する資料や張り込み状況を撮影した画像あわせて56枚を通信アプリLINEで送り、漏えいさせていたということです。
事件の資料には、マイナンバーカードなど、個人情報を含む画像も9枚含まれていました。知人女性から、「職員が画像を送ってきているがこれで良いのか」と横浜税関に通報があり、発覚したということです。
横浜税関の調査に対し職員は、「自分が特別な仕事をしていると理解させたかった」と話しているということで、横浜税関は、刑事告発を検討しています。