WHO調査団 きょう調査内容説明の見通し
新型コロナウイルスの起源を調べるため中国武漢を訪れているWHOの調査団は、9日に会見を開いて、これまでの調査内容を説明する見通しです。
WHOの専門家チームは、先月末から調査を開始し、初期に集団感染が起きた海鮮市場や、アメリカのトランプ前政権がウイルスの流出を主張した研究所などを訪れてきました。
すでに現地調査は終え、ここ数日は中国側を交えた分析を行っていて、9日に会見を開いて、これまでの調査内容を説明する見通しです。
会見に先立ち、調査団のメンバーは、「調査にはまだ数年かかる可能性がある」との見通しを示していて、会見でウイルスの起源が明らかになることはないと見られています。
また、中国側が案内する中で、どれだけ透明性を持った調査ができたのかも焦点です。