マスク老け顔防ぐ“顔鍛えるグッズ”人気に
マスク生活が続く中、会話が減ったことなどによる顔の衰えを気にしている人が増えているといいます。マスクによる老け顔を防ぎたいというニーズの高まりから、顔の筋肉を鍛える様々なグッズが売れ行きを伸ばしています。
透明な筒の中に赤いボールが入ったグッズ「うきうき呼吸エクサ ブレスアッパー」。どうやって使うかというと、筒に息を吹き込み、ボールを上に上げるもの。実はこれ。
ドリーム広報・香庭美也子さん「おなかと、あと顔の口の周りのエクササイズになります」
腹式呼吸でおなか周りの運動になるほか、口をすぼめることで顔の筋肉のトレーニングにもつながるというグッズです。去年秋から一気に売り上げが増加。その理由の一つが長引くマスク生活だといいます。
香庭美也子さん「人と話す機会も減ったりすると口の周りの筋肉が衰えてきて、マスク老けというような。口の周りの筋肉を鍛えたいという方が始める方も多いです」
コロナ禍であまり動かさなくなった顔の筋肉を鍛えたいというニーズもあるということです。
雑貨店にも、こうしたニーズにこたえる商品が続々と登場。おうち時間が増え、自宅でできるトレーニングが人気となる中、フェースラインを鍛える商品も数が増えているといいます。
渋谷ロフト広報・中井めぐみさん「たとえば目元や口周り、お顔の輪郭などにアプローチする商品などが人気になっております」
ヘアバンドのようなベルトをつけ、顔の輪郭を引き上げる「ゲルマボール小顔ベルトりんかく」という商品。
付属のゲルマニウムボールを入れるポケットがついていて、上から押すことでツボを刺激できるといいます。1日およそ10分つけるだけという手軽さが人気だということです。
顔のエクササイズができるかわいらしいグッズも。アヒルや犬、ネコと動物の口の形をした「アニマルエクササイズ」という商品。口にくわえて、頬を膨らませたりへこませたりといった動きを繰り返すと、頬の筋肉のトレーニングなどになるということです。
中井めぐみさん「テレビ会議とかそういった形でパソコンの画面に映ったり、そういった時にやはり気になるという方がいらっしゃるのではないかと思います」
こうした中、発売から4か月あまりで2万7000台以上売れたというのが。顔の筋肉を刺激するという美顔器、「ボミー ニコベルト」です。
ザ・マーチャント・オブ・ファクトリーズ 三國慎COO「フェースライン用のEMSになります。電気的な信号を筋肉に対して与えて作用させるものになります」
キャッチコピーは「マスクの下は鬼美人」。スタッフが体験してみると、「固定されているのでしっかりと電流を感じることができます」ということです。
三國慎COO「マスクをしているからこそ、逆にお手入れがおろそかではないですけど、怠っていた場合にも気軽につけて非常にニーズが高まっていると感じております」
さらに、フィットネスジムの配信サービス「トルチャ」では。毎週日曜日に日本テレビのアナウンサーが、滑舌練習を利用した顔トレのレッスンを配信中。口の開け方や顔の筋肉の使い方などをアナウンサーと一緒に学ぶことができます。