３度目の緊急事態宣言の中、ゴールデンウイークを迎えた東京都内で３０日、新たに６９８人の感染が確認されました。また、新たに２３９人の変異株への感染と、２人の死亡が確認されました。

都内の新たな新型コロナウイルスの感染者は、１０歳未満から９０代までの６９８人で、感染経路別では、家庭内が１４７人で最も多く、職場内が６２人、施設内が６１人でした。

また、運動部のクラスターが相次いでいます。すでにクラスターが判明していた大学の運動部では、新たに１５人の感染が確認され、計６７人になりました。

また、八王子市にある創価大学の野球部の寮で、新たに１２人の感染が報告されました。大学によりますと、２９日までに計２４人の感染が確認されているということです。

一方、感染力が強い「Ｎ５０１Ｙ」変異株に２３９人が感染していました。感染経路が判明しているのは１７人で、ある病院では、患者３人が感染し、計４６人となったほか、ある老人ホームでは、新たに職員４人の感染が確認され、計３３人となりました。

一方、新たに７０代と８０代の男性２人の死亡が確認され、重症者は２９日より７人増えて６５人となりました。