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医師会トップ“疑問視される行動”で陳謝

2021年5月12日 21:15
医師会トップ“疑問視される行動”で陳謝

日本医師会の中川会長がまん延防止等重点措置が出ていた先月、国会議員のパーティーに出席していたことがわかり、中川氏は陳謝しました。

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国民が自粛生活を強いられる中、医師会のトップが、その資質を疑問視されるような行動が明らかになりました。

日本医師会・中川俊男会長「慎重に判断すればよかったなと」

日本医師会の中川俊男会長です。実は、東京都に「まん延防止措置」が適用されていた先月20日、中川会長自らが発起人となり、自民党の自見英子参議院議員の政治資金パーティーに参加していたことがわかったのです。

会場には、およそ100人が集合し、中川会長もスピーチを行ったといいます。

中川俊男会長「(Q 開催は不適切だった?)時期の問題が最大の問題だと」「(Q 陳謝の気持ちは?)医師会とは全く関係ない一般の方々の応援が、これまでたくさんいただいているので、その皆さんにご心配おかけしたことに申し訳ないという意味です」

このように陳謝した中川会長。会場の感染対策は徹底していて、感染者も出なかったとしています。これまで会見では、厳しい意見を述べることが多かった中川会長。厚労省職員の飲み会に対しては。

中川俊男会長「国民への背信であると同時に、医療関係者や同僚である厚労省職員の努力を踏みにじるものだと」

自身の進退については。

中川俊男会長「(Q 役職を退くつもりは全くない?)そういうつもりは全くございません。これまで以上に責務を果たす。責務が我々にかけられていると思います」

また、自見議員は。

自民党・自見英子参院議員「私の判断がいたらなかったところだと、大変申し訳なく思っています」