栃木県でインド型感染者を初確認
栃木県は感染力が強いとされる新型コロナウイルスのインド型の変異ウイルスの感染者が県内で初めて確認されたと発表しました。
栃木県によりますと、初めてインド型変異ウイルスへの感染が確認されたのは、30代の男性、20代の女性、10歳未満の男児の3人です。
3人は、6人の親族・家族のグループで5月上旬にネパールを訪れた後帰国し、日本の空港検疫の検査では陰性でしたが、その後、14日間の自宅待機中に3人に症状が現れたため、医療機関を受診したところ6人全員に新型コロナウイルスの感染が確認されました。その後、国立感染症研究所のゲノム解析によって3人からインド型変異ウイルスが検出されたということです。
3人のうち2人はせきの症状がある軽症、1人が無症状だということで、現在グループ6人全員が入院中です。また濃厚接触者はグループ6人を空港に迎えに行った1人ですが陰性だったということです。