沖縄本土復帰から49年 米統治下の写真展
沖縄が日本に復帰して49年となったのにあわせ、アメリカ統治下の沖縄の暮らしを伝える写真展が東京・銀座で開かれています。
沖縄の本土復帰49年の今月15日からはじまった写真展では、東京出身のジャーナリスト・森口豁さんが、1950年代から70年代に撮影した、30点あまりが展示されています。
60年前、伊是名島で撮影された浜辺でまぶしい笑顔を見せる子どもたちの写真。彼らの多くは、中学卒業後、パスポートを持って本土に集団就職。差別と偏見に耐えながら一生懸命働いていたといいます。
ジャーナリスト・森口豁さん(83)「沖縄の問題は、自分たちも一緒に声をあげていかなきゃ解決しないということに気が付いてほしい」
写真展は、「銀座わしたショップ本店」で今月31日まで開かれています。