早い梅雨入り、豪雨に備えを~気象庁長官
九州から東海にかけて、例年より3週間ほど早く「梅雨入り」する中、気象庁長官は19日、早めに豪雨災害への備えを進めるよう呼びかけました。
気象庁・長谷川直之長官「今年は梅雨入りが早い。例年よりも早いということに加えて、入った途端に九州をはじめ大雨になっています。まだ梅雨が始まったばかりだからとかですね、通常の年であればまだ梅雨じゃないんだからということで油断することなく、しっかり情報に耳を傾けて身を守っていただきたい」
20日から21日にかけて活発な梅雨前線の影響で九州や東海を中心に大雨が予想されています。
気象庁は、発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が発生した場合には、土砂災害や川の氾濫の危険度が急激に高まるとして、最新の避難情報などに十分注意するよう呼びかけています。