アザラシが水槽の壁に“正面衝突” なぜ?
秋田県男鹿市の水族館では、かわいらしい「ゴマフアザラシ」たちが人気者。中でも12歳のメスアザラシ「こまち」は先月、赤ちゃんを出産し、子育てに奮闘中ですが、お客さんに拍手をしたり、手をスリスリしておねだりしたりと日々のファンサービスも欠かしません。
そんな中、「こまち」のある映像がSNSに投稿され、話題を呼んでいます。
男鹿水族館・アシカ副担当 佐藤冬果さん
「他の個体(アザラシ)では見たことないです」
水槽前にお客さんが来た時に起こるという「こまち」特有の行動。それは…、なんと、水槽に衝突。頭が体にめりこんでまんまるになってしまいました。他のアザラシが水槽の中をゆうゆうと泳ぐ中、何度も壁にぶつかってまんまるに…。
飼育員は、「こまち」は水槽の広さは理解していて、遊びでやっている可能性があると推測しています。
男鹿水族館・アシカ副担当 佐藤冬果さん
「私もその行動に遭遇すると写真や動画を撮っていたので、やはり皆同じなんだとうれしく思っています」
でも、痛くはないのでしょうか。
男鹿水族館・アシカ副担当 佐藤冬果さん
「アザラシの体は脂肪でぽよぽよしているので、特に心配はいらないです」
ケガの心配はないようです。