真っ暗になった信号機…電柱の“巣”原因か
27日午後、東京・足立区で最大5500軒で発生した停電。その原因は、この時期特有のものでした。
真っ暗になった信号機に、警察官の手信号にしたがう歩行者たち。さらに、営業できなくなったスーパーマーケットも。27日午後3時10分頃、東京・足立区の舎人(とねり)・古千谷本町エリアで発生した停電。
目撃した人
「花火が落ちたか、みたいにバンってなって、火花と炎と(見えた)」
「音がすごかったですね」
その瞬間とみられる映像。大きな音とともに電柱から火花が飛び散り、手前にあった信号機も消えているのがわかります。東京電力によりますと、最大およそ5500軒が停電するなど影響がでました。停電の原因は何だったのでしょうか。
目撃した人
「カラスがずっとそこで騒いでるんですよ」
実は原因とみられているのは、電柱に作られた「カラスの巣」。巣に使われていた針金などが電線に触れて、ショートしたとみられているのです。3月から6月頃にかけて、電柱に巣を作ることが多いというカラス。東京電力でも、見回りなどをして、注意しているといいます。
停電は、午後5時過ぎにすべてのエリアで解消したということです。