東京五輪 代々木公園のライブサイト縮小へ
東京都は、東京オリンピック・パラリンピックのライブサイト会場となる代々木公園について、新型コロナ対策で、観客数を1600人から710人に縮小することを明らかにしました。
東京大会の競技中継などを見られる大規模なライブサイト会場について、東京都は、新型コロナの状況を踏まえ、11会場で実施する計画を見直し、代々木公園や井の頭公園などの8会場に縮小しています。
都は、その上で、代々木公園の大型ビジョン前の観客席について、当初の1600人から710人に減らすことを明らかにしました。政府が決定するイベント開催の条件に沿って、最終的に収容人数を判断しますが、入場は事前申込制にするということです。
また、会場では、アルコールの販売や持ち込みは禁止しますが、暑さ対策のためソフトドリンクは認めます。ライブサイトをめぐっては、新型コロナの感染拡大につながるとの懸念も出ていますが、都の担当者は、「会場は十分な広さがあり、適切な人流コントロールは可能だ」と説明しています。
都は、この8会場のほか、日比谷公園や上野公園など4か所に、比較的小規模なパブリックビューイング会場を設置する予定です。