若い世代の感染を防ぐため、政府は、大学や高校などに、抗原簡易検査キットを配布する方針であることがわかりました。

政府は、既にある抗原簡易検査キットを活用し、希望する大学や高校などに、最大で８０万回分の検査キットを配布する方針であることが、関係者への取材でわかりました。

抗原検査キットは、結果が出るのが早く手軽に検査できるため、夏にかけ、部活動などで全国規模の大会を行う際などにも活用してもらいたい考えです。

一方、文科省が、ワクチンの接種に大学の施設を活用できるか調査したところ、２６日の時点で、３５０大学４９７キャンパスが可能だと答えたことがわかりました。運営の方法など、事務的な整理をすすめ、７月、８月の夏休み期間で接種を加速させたいとしています。