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ワクチン 救急救命士なども「打ち手」に

2021年5月31日 23:37
ワクチン 救急救命士なども「打ち手」に

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため打ち手の確保が課題となる中、厚生労働省の検討会は歯科医に続き、救急救命士と臨床検査技師を加えることを了承しました。

検討会は、自治体が集団接種会場でワクチンを打つ医師や看護師を確保できない場合、救急救命士と臨床検査技師による接種を可能とすることを認めました。ただし、筋肉注射の研修を受けているなど一定の条件をクリアした人とします。

一方、検討された薬剤師、診療放射線技師、臨床工学技士については、「打ち手」とはせず、接種前の予診のサポートやワクチンの調製・シリンジへの充てん作業、接種後の経過観察など、専門性をいかした業務に就いてもらうとしました。

厚労省は、救急救命士などの接種にかかわる研修の詳細について早急に検討し、自治体に通知するとしています。