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接種を加速…救急救命士など接種の打ち手に

2021年5月25日 11:46
接種を加速…救急救命士など接種の打ち手に

政府は新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、救急救命士を接種の打ち手として活用するなど、新たな支援策を発表しました。

加藤官房長官は会見で、新たに救急救命士と臨床検査技師について、ワクチンを接種できるよう検討する考えを明らかにしました。また、薬剤師については予診のサポートや、接種後の経過観察への協力などを求めるとしています。

また、インド型変異ウイルスの感染拡大を受け、インド、パキスタンなど6か国の水際対策の強化を発表しました。28日からの入国者を対象に、国が指定する宿泊施設での待機期間を6日間から10日間に延ばし、入国後の検査も1回増やすということです。

一方、防衛省は24日から始まった大規模接種で、東京では4876回、大阪で2472回接種したと明らかにしました。東京で百数十人、大阪では10人余りが、予約があるのに、会場に来なかったということです。

また、予約が無いまま会場に来た高齢者にも接種したということですが、防衛省では「基本的に予約の無い人には接種しない。こうした行為はしないでほしい」と強く呼びかけています。