まるで銃撃戦? ハシビロコウのあいさつ
島根県松江市にある動物園・松江フォーゲルパークの人気者、ペリカンの仲間、ハシビロコウのフドウくん。普段はのんびりした性格だといいますが、ある行動が今、SNSを中心に話題となっています。
画面奥にいるフドウくん。すると…
「ダダダダダ、ダダダダダ」
見てみると、小刻みにくちばしを動かす様子が…。なんと、くちばしを打ち鳴らして音を出していたのです。
5月、動物園側がこの動画を投稿すると、ネット上では大きな反響が…
「やばい、想像の上行き過ぎる」「思ったより銃撃戦だった」「撃たれたぁぁ」
なぜこのような行動をとったのでしょうか?
松江フォーゲルパーク 山田篤さん
「クラッタリングという行動ですね。彼らのコミュニケーションの一つです。あいさつだったり、喜びの気分を表現しているといいますか、おそらく、好意的なクラッタリングです」
担当者によりますと、クラッタリングは求愛や威嚇などにも使われるということですが、今回はなついている飼育員に対し、あいさつの意味合いで行ったものではないかと話します。
担当者によりますと、このクラッタリング、一般の人が動物園で間近に見るのは難しいとのことですが、スタッフが近くにいるなど、運がよければ見られるかもしれないということです。