都庁展望室に“接種会場”大会関係者ら対象
東京都の小池知事は、来月の東京オリンピックに向けて、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、都庁の展望室に大会関係者らを対象としたワクチン接種会場を設置すると発表しました。
小池都知事「6月18日金曜日から都庁の北展望室を活用して大規模接種会場設置をいたします。ワクチン接種を一層加速させていくと」
小池知事は、現在、閉鎖している都庁45階の展望室を使って、東京大会で競技会場や選手村などで働く大会関係者と、都内の医療従事者を対象にワクチンを接種することを明らかにしました。
今月18日から8月末までで1日およそ2500人の接種を予定していて、IOCから提供されるファイザー製ワクチンを使うということです。
一方、今月20日に期限を迎える緊急事態宣言については、「人流の増加や変異株の影響を最大限警戒して、リバウンドを何としても抑えないといけない」と述べるにとどめました。