関東甲信「梅雨入り」 荒川では水門点検
気象庁は14日午前、関東甲信の「梅雨入り」を発表しました。
気象庁によりますと、関東甲信では今後も気圧の谷や前線の影響をうけ、くもりや雨の日が多くなる見込みで、午前11時に「梅雨入り」が発表されました。平年より7日遅く、去年より3日遅い「梅雨入り」になります。
大雨災害に警戒が必要な季節を迎える中、東京を流れる荒川では、都心を水害から守る「岩淵水門」の点検が行われました。
水門を下ろすワイヤロープに傷が入っていないかや、機械から異常な音が出ていないか、特殊な棒を耳にあて、チェックが進められます。
岩淵水門は、2年前、首都圏で大きな被害を出した「台風19号」の際に稼働し、隅田川の氾濫を防いだということです。