五輪組織委 SNSで応援する取り組み発表
東京オリンピック・パラリンピックで観客の来場が制限される中、組織委員会はSNSを使って選手を応援する新たな取り組みを発表しました。
海外観客の受け入れを断念し、国内観客も「上限1万人」と制限される中、組織委員会は、新たな応援方法について検討を続けてきました。
25日から、世界各国にいる選手の家族や友人、ファンなどに大会用に作成した楽曲にあわせて踊った動画やメッセージをSNSで募集し、競技当日には、編集した映像を会場に設置された大型スクリーンに投影するということです。
また、選手が入場する際に母国の応援動画を上映したり、競技終了後に選手が取材を受ける場所に、来日がかなわなかった家族らとオンラインで会話できるシステムも構築する予定です。
組織委員会の橋本会長は、「フルスタジアムはかなわない大会だが、すべての会場をフルパッションにして世界のアスリートを迎え入れたい」としています。