五輪“一部無観客”検討 8日に5者協議へ
東京オリンピックの観客について、一部の競技を無観客とする案が検討されています。また、観客の上限などを決定する場となる5者協議を来週の8日(木)に行う方向で調整していることがわかりました。
現在、観客の上限については、収容定員の50%、1万人を上限という政府の基準のもと大会準備が進められていますが、政府や組織委員会が、大規模会場や夜間に行われる一部の競技を無観客とする案を検討していることが関係者への取材でわかりました。
ある組織委員会幹部は「重点措置の延長は必至で、当然どこまで無観客にするかは今から検討すべきテーマだ」と述べています。
2日の会見で丸川五輪担当相は、観客の扱いについては改めてIOCや東京都など5者による協議を行い決定すると述べました、
丸川五輪担当相「夜間の観客は千葉県知事また埼玉県知事から実際にご意見を伺っており、現在、組織委員会において調整している。最終的に5者協議で決定すると私は考えている」
その5者協議については、来週の8日(木)に行う方向で調整されていることが関係者への取材でわかりました。5者協議を受けて観客の上限などがどう決定されるか注目されます。