五輪中に“宣言” 首相「無観客の開催も」
菅首相は1日、東京オリンピックパラリンピックの期間中、緊急事態宣言が出ている場合は「無観客での開催もあり得る」との考えを改めて示しました。
菅首相
「そうした(緊急事態宣言の)時に、無観客もあり得るということを、私から明言しています。国民の安全安心を最優先する中で対応していく」
東京大会をめぐっては、公明党の山口代表が「無観客も視野に入れながら、機を逃さずにきちんと決めてもらいたい」と求めています。これについて、菅首相は緊急事態宣言が出ている場合は「無観客での開催もあり得る」との考えを改めて示しました。
菅首相はまた、東京の新規感染者が増加していることについて「緊張感を持って、警戒感の中でしっかり対応していきたい。あわせてワクチン接種を加速させたい」と述べました。
今月11日が期限となっている、10都道府県へのまん延防止等重点措置を延長するかについては、「来週、結論を出す」と述べるにとどめました。