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五輪中“宣言”…首相「無観客も辞さない」

2021年6月21日 15:58
五輪中“宣言”…首相「無観客も辞さない」

菅首相は東京オリンピック・パラリンピックの期間中に緊急事態宣言が発出された場合、無観客での開催も辞さない考えを示しました。

菅首相「緊急事態宣言のときというのは、そうしたことについては十分にありえる。安全安心を最優先にやるというのは、ここは当然のことだと思ってます。無観客というのも辞さないということです」

東京大会をめぐっては、政府分科会の尾身会長らが「無観客が望ましい」とした上で、観客を入れる場合は政府の大規模イベントの制限より厳しい基準とすべきなどとする提言をしました。

これについて菅首相は「提案はしっかり受け止めたい」とした上で、「政府としては東京都や組織委員会など5者協議で検討する」と述べました。その上で「緊急事態宣言が必要になった場合は無観客も臨機応変に行う。国民の安全安心を最優先にする大会にしたい」と述べました。